ボランティア活動 in 朝倉 ④

平成29年九州北部豪雨により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

先日活動した農地の農家さんから心温まるお言葉をいただきました。一部ご紹介させていただきます。

“災害発生直後はあまりの被害の大きさに衝撃をうけ、先が見えない不安も重なりましたが、そんな中前向きな気持ちを取り戻せたのは、ご支援をいただきましたボランティアの皆様の温かい真心のおかげでございます。季節も移り変わり何度も朝倉へ足を運んで下さった方々、心温まるお見舞いご支援をいただきまして、深く深く感謝申し上げます。”

弊社では、これからも被災された皆様のお役にたてるようボランティア活動に参加させていただきたいと思います。

ボランティアに参加した感想

2018年3月10日

K・Mさん

H30.3.10 K社員と朝倉市にあるぶどう園の復旧作業(ボランティア)に行って来ました。

人命の復旧作業が終わり、自衛隊は撤退しましたが、地域の人達が普通に暮らせるまでには、まだまだ程遠いと思いました。

作業内容は、普通ぶどうの木の上から地面まで180cmぐらいある所が、140cmぐらいになり、土砂が流れ込んでいて、その土砂出しを30人ほどで、一輪車とスコップで作業をしました。

作業20分、休憩10分で最初は、まだまだ作業できると思ってましたが、だんだんしんどくなり、逆に休憩まだやろうか?ぐらいになってました。でもそこで感じた事は、最終的には、人の手やし、人と人の助け合いでしか本当に復旧はできないと思いましたし、周りの人たちも「しんどい」とかじゃなく、楽しくやろうみたいな雰囲気が流れて、言葉に言い表せなかったです。

メディアには流れない貴重な体験をさせていただきました。

 

 

C・Kさん

今回初めてボランティアに参加したKです。

私が行った所は、朝倉のぶどう園の農家のお宅でした。JAの会場迄車で行き集合した後、現地の農家に相乗りで八女からボランティアに参加されたご夫婦と一緒に行きました。

第二土曜日で参加者が多く、個人でも40名程集まっていたようですが、その中で各小グループに分かれ、農作業をする事になりました。

ぶどう園での作業は単純に流土した泥をかき出し、一輪車に積み込む簡単な作業でしたし、私もこれなら大丈夫!?と安心したのもつかの間、日頃の運動不足を痛感した1日でした。

AM10:00~スタートとし、昼12:00迄の間に20分作業後10分休憩この繰り返しで、昼迄はなんとかふんばれました。

しかし1時間休憩後、3時迄は、ひたすら休憩時間が来る迄黙々としながらも腰も痛くなりつらくなった時、近くで作業をしていた小グループの方が元気な声で仲間同志が声かけをし、みんな笑いながら作業をすすめてました。そんなこんなでやっと時間が来てホッとしました。”正直こんなに地味で大変な仕事は根気がいるな”と思わずにはいられませんでした。

何より私が今回参加した事で、災害に対しての認識を改めて考えてみました。危機感を持って生活するのはもちろんの事、復興する為には忍耐強く毎日災害に向き合う姿勢が必要なのではと思いました。前向きに明るく気持ちを持つ…。これしかないと思います。

収穫に向けて農家の方も忙しく、落ち込んでいるよりも前進している姿に感動しましたし、私にもできる事があれば手助けしたいと思いました。

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