「復活!シチメンソウ! そして謎の建造物?」
全滅してから、もうすぐ一年になります。
去年、暑いなか社員さんと一緒に汗だくになりながら植えたシチメンソウが元気に成長しています。
(5月の写真です)
シチメンソウは、高さは20〜40cmのアカザ科の一年草。葉っぱがこん棒状に枝分かれして伸びた独特の形で、満潮時に潮をかぶり干潮時には干潟になる環境で生育する貴重な「塩生植物」です。
四季折々の色彩がとても綺麗で、東与賀町の観光スポットとなっており、遊びに来る人が多く、観光バスもたくさん来ていました。
しかし、2018年に原因不明の立ち枯れが目立つようになり2019年には全滅してしまいました。
長さ約1500メートルの群生地には干潟の土しか残っていませんでした。
海の中に少しだけ残っているシチメンソウを植樹する計画が一年前からスタートし、佐賀市の職員や、たくさんのボランティアの方々のおかげで、こんなにきれいになりました。
現在は全体の2割ほど復元でき、力強く繁殖しています。
(6月の写真です)
7月~8月にかけて緑色に変化し、11月には「真っ赤な絨毯」のような景色が堪能できます。
よーく見ると「シオマネキ」がいます。
片手が異常に大きいカニです。
その他、有明海には不思議な生き物が沢山います。
ムツゴロウとか…
それから
岸壁の近くに
何か建設中の現場が…
田舎の東与賀では超高層ビル的な建物
シチメンソウが復活したら沢山の観光客が押し寄せて来られるので、有明海が一望できる展望台を建設しているみたいです。
地元特産物の売店もできるそうで、なんだか楽しそうですね。
今年、秋のオープンですよ!
近くに公園もありますので、楽しく遊んで、有明海の自然にも触れて、
一日中満喫できるスポットになりそうです。