【社長ブログ第15回】船積み作業

こんにちは

今回は当社の唐津営業所での船積み作業を紹介したいと思います。

唐津営業所からは、韓国、中国、ベトナム、台湾の4か国に輸出しています。

主に鉄スクラップの輸出で、海外の製鉄所へ納入しリサイクルされ、新たな鉄鋼資源として生まれ変わります。

今回は、韓国では第3位の製鉄メーカー東国製鋼㈱仁川工場へ向けての船積み作業です。

 

船の大きさは

長さ70m  幅13m 高さ9mで、

約2,000トンの鉄スクラップを積むことができます。

 

積み込む機械が右端にちょこっと見えているのが200トン大型クレーンで、スクラップをガットでつかみながら、約3日間で積込みしています。

船の中身はこんな感じでデカい箱みたいになってます。

上から見たらこんな感じです。

この船はボックスが2つ付いていますね。

そのボックスにスクラップを積み込むというか、ボックスの上から落とし込むんですね~。

3トン~4トンのスクラップが10mの高さから降ってくる感じで、爆音とともに着地します。

スクラップを積んでいったら、段々と船が沈み込んでいきます。

この沈んだ量を計測して中身の重量を出すのですが、矢印の先に見える数字を測りながら専門の業者さんが計算してくれます。

その量りの計算書がこんな感じで出来上がります。

目測で沈んだ量を測っただけでも正確な計量ができるそうです。ちょっと不思議ですが…

そして、この書類が無いと船が出港できないんです。

 

そんなこんなで船積み終了しました。

 

日本は昔から資源が乏しく鉄スクラップを輸入していましたが、その後経済発展し1996年を境にスクラップ純輸出国になり、アジア中心に日本産鉄スクラップの輸出が盛んになっています。

 

私たちも唐津港からの輸出をスタートして25年近くになりますが、リサイクルを通じ環境との共存共栄によって次世代へ美しい日本を引き継いでいきます。

 

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