【社長ブログ第29回】アルミサッシスクラップの輸出

アルミサッシとは?

こんにちは

前回の投稿よりずいぶん空いてしまい、総務部長からお尻を叩かれながらパソコンに向かっています。

今回は、一年前にユーチューブで紹介したアルミサッシの行方をご紹介します。

まず、アルミサッシとは…

皆さんご存知と思いますが、住宅用の窓に取り付けられた金属の枠の事です。

これです↓

私たちは、建物を解体するときに取り外されたアルミサッシからガラスを取り外し当社工場でプレスします。

ここまでは、前回のユーチューブで紹介した部分です。

そして、プレス品がこれです↑

本社から運ばれて、唐津営業所で保管しています。

アルミプレス品の積み込みから出荷までの様子

今回は積込みから出荷までの様子をお伝えしたいと思います。

非鉄スクラップの輸出は基本的に海上コンテナで輸送します。

これが海上コンテナです。

コンテナをトレーラーに乗せて運搬します。

コンテナにスクラップを積み込むにはスロープとテーブルが必要なんです。

そこに「バックオーライ!」とトラックをセットします。

積込みにはフォークリフトを使います。

このフォークリフトは下から持ち上げるタイプじゃなく、「真剣白羽取り」のように横からはさんで持ち上げて、一個づつ丁寧に運びます。

「よっこいしょ!」とスロープを登り

慎重にコンテナの中に突入!

狭いのでコンテナの中を傷つけないように注意しながら積み込んでいきます。

寸法もピッタリ!

隙間が5センチくらいしかないのにこんなにきれいに収まります。凄い!

韓国へ輸出する場合は放射線の測定が義務付けられているので専用の測定器で測り、証拠の写真を撮ります。

0.11μ㏜/hなので異常なし!安全です。

(基準は0.3μ㏜/h以下)

今回は全部で20t積みました。

後ろの方までキッチリ詰まっています。

封印をして、途中で勝手に開けられるのを防止します。

最後にトラックスケール(緑色の機械)で検量し、全体を放射能検査機(黄色の機械)で再度検査を行い、問題が無ければ新門司港まで運んでもらいます。

そこから韓国へ船積みされて、アルミ製造メーカーに納品されます。

こんな感じに積み込みされます。

最近は、海外からの引き合いが多く、唐津の営業所の仕事が増えております。

私たちの業界は日本国内より海外の方が勢いあるように感じるこの頃です。

早く、コロナが沈静化して、以前のように経済が活性化しますように。

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